24日の放送は、
「命のリレー 出動せよ救急救命士」
救急救命士が誕生するまでの東京消防庁の男たちの奮闘ぶりが描かれていた。

わずか12年前まで、日本の救急隊員は急患を搬送するだけで、医療行為は一切許されていなかった。
医師法により、医師でないと医療行為をしてはならないと定められていたからである。
そのため、搬送中に急患が心肺停止の状態になったとしても、効果的な救命処置ができなかった。

ところがアメリカでは、電気ショックなどの医療行為が法律で認められており、多くの命が救われていた。
日本での「助かるはずの命が助からない」現実に直面した男たちが立ち上がった。

平成3年、救急救命士法が成立。救急隊に一部の医療行為が許されるようになった。
いまでは年に2000人を超える人々が心肺停止状態から生還している。

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